233件のひとこと日記があります。
2015/04/05 22:45
後藤浩輝騎手メモリアルセレモニー 〜中山競馬場〜
それでもなお
さようなら
も
ありがとう
も言いません。
なぜならいつまでも心にいるから。
忘れないから。
私は中抜け期間はあるものの、後藤騎手のデビュー当時からのファンです。
ファンを大事にする騎手
と誰もが後藤騎手を表しますが、それは私が知る限りデビュー当時からだと思います。
デビューと同時にほぼ毎週、ファンレターをせっせと書いては送りつけていた私に、直筆でお返事を下さったのはデビューの年の5月下旬のことでした。
内容は手紙のお礼と、夏競馬は北海道に行くということなどでした。
とても丁寧な字で、便箋2枚にびっしりと書かれていたことを今でも思い出します。
私を競馬ファンに誘い、大事なひとの出会いのきっかけを生んでくれたのは後藤騎手の存在でした。
しかし後藤騎手がこんな形で天に召され、それを大事なひととともに見送ることになるなんて思ってもみませんでした。
今日の中山競馬場で遺影に祈りを捧げて献花し、メッセージを送ってもなお、天に召されたという事実を心が受け付けてくれません。
おそらくこの先もそうでしょう。
私は、お別れや心の整理なんてしなくていいと思っています。
競馬に触れるたびに思い出す。
それがいちばんの供養だと思っています。
だからずっと後藤騎手のことは、忘れません。