期待あり、失望ありだった、先週の日本関係馬＆注目馬の成績

■2月23日　オーストラリア・コーフィールド競馬場
ブラックキャビア/Black Caviarの半弟オールトゥーハード/All Too Hard(牡3)が
フューチュリティステークス(G1、3歳以上、芝1400m、10頭)で1着

好発もすぐに下げて5番手付近に待機し、直線外から一気の末脚で150m付近で先頭に。ゴール前は抑える余裕で3･1/4馬身差の快勝。2歳時は二歳三冠馬ピエロ/Pierroに完敗など成績が安定しなかったが、中団で脚をためる競馬が板についてからこれでG1を3勝。2000mの大一番コックスプレートでも2着で、休養中のピエロと立場が完全に逆転した。個人的にはピエロ派なんだけど、この勝ちっぷりみたらどうでもよくなったなｗ　つええから今後も頑張って欲しい。種牡馬としての人気も姉の威光も加味されてすごいことになりそうだ。


■2月23日　韓国・ソウル競馬場
イングランディーレ産駒ジグミスンガン/Jigeum I Sungan(牡4)が
一般戦(内国産1、3歳以上、ダ2000m、14頭)で1着

中団から直線馬場の真ん中を伸びて7馬身差圧勝。昨年のコリアンダービー馬。


■2月23日　アメリカ・ガルフストリームパーク競馬場
ハットトリック産駒ハウグレート/Howe Great(牡4)が
カナディアンターフステークス(G3、4歳以上、芝8f、10頭)で7着

内目の枠から好発で3番手追走も4コーナーで置かれ加減になり、直線入り口で後退。見所なく7着に敗れた。よどみのない流れで先行勢には厳しかったとはいえ負けすぎで、完全に頭打ち状態。これでは重賞もちょっと厳しいかもしれない。SS系の特徴から考えて、脚をためていけば新境地が拓けるか？


■2月23日　アメリカ・フェアグラウンズ競馬場
ストリートセンス産駒アンリミテッドバジェット/Unlimited Budget(牝3)が
レイチェルアレクサンドラステークス(G3、3歳牝馬、ダ8.5f、10頭)で1着

アメリカ牝馬クラシック前哨戦を日本輸入種牡馬ストリートセンス/Street Senseの産駒が圧巻の内容で勝利。先行勢を見る5番手につけて4コーナーで前をとらえにかかり、直線で並ぶ間もなく先頭に。ここから内ラチに急に切れ込んで鞍上が左ムチで馬場の真ん中まで戻す場面もありながら3･3/4馬身差での圧勝だった。通算3戦3勝で重賞2勝目。直線でふらふらして尻尾振って真面目に走ってないのにこの強さ。間違いなく牝馬戦線の主役級。ストリートセンスはこれまで産駒成績が期待外れだったけど、日本への移動後にようやくトップクラスが出てきたかも。


■2月24日　韓国・プサンギョンナム競馬場
ビワシンセイキ産駒タンデブルペ/Dangdae Bulpae(牡6)が
釜山日報杯(国内L、オープン、ダ1600m、9頭)で1着

適距離より短めでなおかつ61kgを背負いながら余裕の3馬身差逃げ切り。韓国の天皇賞的レースの大統領杯を三連覇中。