有馬記念の考察その1　人気、馬齢、枠順データ

斤量改定のあった2001年以降を参照しています

2000年以前は5歳以上は1k軽い56Kで出走出来ていたので
オグリキャップやトウカイテイオーの奇跡の復活や
ダイユウサクの様な大波乱が起こっていました

現行は5歳以上も57Kで行われています

今はこの舞台に強い馬が勝つレースとなっています

それは人気別成績に表れていて

1番人気(9.4.1.5)
2番人気(4.1.2.12)
3番人気(2.2.4.11)
4番人気(2.2.2.13)
5番人気(0.2.0.17)
6-9人気(2.4.7)
10-人気(0.4.3)

1番人気が圧倒的に強く
勝ち馬も基本的には4番人気以内から出ている
ことからも伺えます

次に馬齢別成績

3歳(7.6.4)
4歳(7.6.3)
5歳(5.4.8)
6歳(0.1.2)
7歳以上(0.2.2)


3歳が斤量が軽い分有利と言われていますが
3.4歳は互角、次いで5歳となっており
6歳以上の勝ち馬は出ていません

人気別馬齢成績

1番人気
3歳(3.2.0.1)
4歳(4.2.0.2)
5歳(2.0.0.1)
6歳(0.0.0.1)

2番人気
3歳(2.0.0.2)
4歳(0.1.1.2)
5歳(2.0.1.1)
6歳(0.0.0.2)

3番人気
3歳(2.1.1.3)
4歳(0.0.0.3)
5歳(0.0.3.4)
6歳(0.0.0.1)
7歳以上(0.1.0.0)

4番人気
3歳(0.1.2.4)
4歳(1.0.0.2)
5歳(1.1.0.5)
6歳(0.0.0.2)

5番人気
3歳(0.1.0.5)
4歳(0.1.0.4)
5歳(0.0.0.3)
6歳(0.0.0.2)
7歳以上(0.0.0.3)

6-9人気
3歳(0.1.0)
4歳(2.1.2)
5歳(0.2.3)
6歳(0.0.2)
7歳以上(0.0.0)

10-人気
3歳(0.0.1)
4歳(0.1.0)
5歳(0.1.0)
6歳(0.1.0)
7歳以上(0.1.2)

こうしてみると
勝ち数が多かった2番人気以内でも
各世代でも取りこぼしがあるので全幅の信頼は出来ない感じですね

3歳は3番人気の方が好走し易い傾向

4.5歳は2番人気以内が軸に向いてそうです

最後に枠番成績について

毎年必ず一桁馬番が1頭は3着以内に好走していて
2015年を除き必ず連対しています

特に今年はフルゲートです

フルゲートの15.16番の8枠の成績は
(0.0.1)

唯一の好走は2018年のシュバルグランのみ

過去に7.8枠で勝った

2003年シンボリクリスエス
2008年ダイワスカーレット
2013年ゴールドシップは
14頭以下で行われ馬番は13番より内でした

15頭以上での枠番成績13回に限ると

1枠(3.2.1)
2枠(2.2.1)
3枠(2.3.1)
4枠(2.2.1)
5枠(2.3.2)
6枠(1.1.2)
7枠(1.0.3)
8枠(0.0.1)

人気別枠順成績

1番人気
1枠(2.1.0.1)
2枠(0.0.0.0)
3枠(1.1.0.0)
4枠(0.1.0.0)
5枠(0.0.0.1)
6枠(1.1.0.0)
7枠(1.0.1.0)
8枠(0.0.0.1)

2番人気
1枠(1.1.0.0)
2枠(0.0.0.3)
3枠(1.0.0.1)
4枠(0.0.0.0)
5枠(1.0.1.0)
6枠(0.0.0.0)
7枠(0.0.1.3)
8枠(0.0.0.0)

流石に8枠は不利ですが
有利な内枠でもトビがあるので
枠の影響はシビアに見なくても良さそうです

最後にザックリした傾向として

4番人気以内のG1馬か
3番人気以下の非G1馬が勝っています

5番人気以下では非G1馬の4歳馬のみ

2007年マツリダゴッホ
2015年ゴールドアクター
今年は中山巧者や勢いのある4歳馬はいないですが
3歳のオーソリティは面白いかも知れません

人気、馬齢、枠順と分析しましたが

今年の上位人気4頭か
人気薄の非G1馬が勝ちそうです

傾向的に軸向きの2番人気以内が勝つ確率は高そうですが
アーモンドアイの様にトビの可能性もあるので
後の考察でシビアに判断したいと思います

最後まで読んで頂きありがとうございました。

少しでも参考になれば幸いですm(_ _)m