647件のひとこと日記があります。
2020/11/24 17:00
ジャパンカップの考察その2 4歳馬と3歳5歳馬の力関係について
考察その1で4歳馬が有利な事が判明しましたが3歳、5歳馬との力関係について考察します。
前回の日記では2003年以降を参照していますが今回はG1の格付けがされた1984年以降を参照します。
さらに過去のレースを参照する理由は下記のデータからです。
人気データは2003年以降は継続されていません。
1984年-2002年の19回
1番人気(2.3.4.10)
2番人気(3.8.1.7)
3番人気(3.0.2.14)
4番人気(1.0.4.14)
5番人気(1.1.1.16)
6-9人気(8.3.6)
10-人気(1.4.2)
2003年以降17回は
1番人気(7.2.5.3)
2番人気(1.4.4.8)
3番人気(3.1.1.12)
4番人気(3.3.0.11)
5番人気(2.4.0.11)
6-9人気(1.3.5)
10-人気(0.0.2)
全く違う結果です。
枠番データもコース改修前は違う結果だったので
考察その1では使用しませんでした。
闇雲に過去を遡っても傾向が変わる要因を特定し考慮しなけらば無駄なデータになるからです。
枠順データはコース改修で変わるの解りますが人気馬の成績が変わった要因は
外国馬の存在です。
まだ日本馬のレベルも低く、外国馬の日本の芝に対する適性も解らない状態での人気の結果なので仕方ない面があります。
その中でも変わらずに続いているのが馬齢データです。
1884年から19回で
3歳(3.3.6)
4歳(10.10.7)
5歳(4.5.7)
6歳(1.1.0)
7歳(1.0.0)
その内日本馬は
3歳(2.1.5)
4歳(7.6.4)
5歳(0.2.1)
2003年以降
3歳(2.7.4)
4歳(9.5.5)
5歳(5.4.6)
6歳(1.1.0)
7歳(0.0.2)
馬齢の好走世代の順は変わりません
4歳>5歳>3歳>6歳以上
連対馬38頭に対して20頭…
勝率連対率共に5割超え
4歳馬の強さはこれほどまでにと思える強さです。
これは全世界で共通している競走馬のピークは4歳秋といえます。
(日本馬のみの成績だと
4歳>3歳>5歳の順ですが4歳以外の判断基準は次の考察で行います。)
そして今も昔も変わらず存在しているのが
前哨戦の天皇賞秋と3歳秋G1レースとそのステップレースです。
日本馬は主要レースは変わらずステップに使用しているので
外国馬の参戦は減りましたが各世代の日本馬の成績を参照していると
変わらず継続されているパターンがありました。
去年まで使用していたデータ加えてより明確に判明したので考察に利用したいと思います。
因みに日本馬の成績ですが
優勝した馬を比較してみると
コース改修後の2003年から10年間で日本馬は9勝
改修前の10年間は1994年-2003年は6勝でした。
G1に格付けされた1984年-1993年は4頭でした。
そして1992年以降から日本馬が安定して連対しています。
日本馬が安定しだした1993年以降とそれ以前の日本馬は都度参照し
2003年以降で4歳馬が連対しなかったのは
2003年2011年2017年2019年の4回です。
実は
今年の様な無敗の三冠馬の参戦は1984年に前例がありその際は
3歳馬シンボリルドルフは日本の
4歳馬カツラギエースに負けています。
この事実は大きいと考えています。
そして4歳馬が連対出来なかった年を踏まえて
2003年4歳馬シンボリクリスエスは
6歳タップダンスシチー
3歳ザッツザプレンティに先着を許しています。
2008年は1番人気の3歳馬ディープスカイが
4歳スクリーンヒーローに負けています
2012年4歳馬オルフェーヴルは
3歳馬のジェンティルドンナに負けています
2011年5歳ブエナビスタは
4歳馬で3.4.5番人気の馬を下して優勝しています。
2017年は5歳キタサンブラックは3着ですが
3歳馬のレイデオロに先着を許しています。
これらの例を踏まえて考察してみるので
この実績と競走内容なら好走確率が上がるのか程度で参考にしてもらえればと思います♪
最後まで読んで頂きありがとうございました。
少しでも参考になれば幸いですm(_ _)m