安田記念考察その2

考察その1について訂正を一つ

安田記念で重要なファクターは

東京G1連対実績と58kの連対実績です。

特に58kの連対実績は
2012年のG2の負担斤量改定が行われたので
単純に58kを背負っての連対だけをピックアップするとピックアップ漏れが発生します。

2017年サトノアラジンがその例です。

現状で58kを背負うのはG1馬のみですが
負担斤量改定前では
G1馬で無くても58kを背負う事がありました。

この事も踏まえて考察をしていましたが
更に細い部分で抜けがあったので‥

施行時期と施行距離によって
4歳馬はJRAの規定により斤量減の処置が取られます。
1601m~2199mの競走において
基本斤量1k減
(1600m超~2200m未満の事)

この事を加味すると
今年の中山記念は
5歳以上の基本斤量は56k
4歳馬の基本斤量は55k

牡馬G1勝ちの馬には2kの斤量増なので

5歳以上のG1馬は58k
4歳馬の牡馬G1馬は57k
牝馬だと2k減量なので
4歳牝馬55k=5歳G1馬58kが成立します。

考察その1で58k連対のファクター漏れがあったのは
アエロリットです。

考察その1の軸候補は
ウエスタンエクスプレス
リスグラシュー
スワーヴリチャード
サングレイザー
の4頭ですが全馬に何かしらのマイナスファクターがありました。

アエロリットは58kの斤量ファクター以外は全てクリアしているので

今回の本命候補は
アエロリットを加えた5頭を更に詳細に考察してみます。

先ずは4歳馬から
4歳馬は圧倒的に不利で5頭以上参戦して3着にも好走した事が無いぐらい不利です。

過去に3着以内に好走した馬の共通点を具体的に探ってみると‥

勝ち馬は

・マイル勝利歴
(ツルマルボーイ以外は年齢に関係なくクリア、)

・東京コースは4着以下が1回以内
かつ古馬東京重賞勝ちか東京G1連対

・下記のいずれか1つクリアしている事
東京G1連対暦か
京王杯で0.1秒差以内か
古馬東京重賞勝ちか
当年にマイル重賞を0.5秒差以上勝ち

・牝馬はG1馬である事。

・58kを背負って連対か57kを背負って1着
もしくは牝馬なら56kの斤量経験

全てをクリア出来ている4歳馬は

アエロリットのみ
NHKマイル勝ち
実質58k連対
東京コースは前走VM4着以外複勝率100%

リスグラシューは
VM2着
実質57k勝ち
東京コースはオークス以外複勝率100%
アルテミス勝ち
G1勝ちが無いので対抗に

サトノアレス
前走京王杯0.1秒差3着
FS勝ち
57k連対で斤量実績が足りないので
相手筆頭に

スワーヴリチャード
ダービー2着
マイル実績無し
57k勝ち
古馬東京重賞勝ち
東京コース連対100%

マイル実績以外はパーフェクト
相手筆頭に

ペルシアンナイト
東京実績は着外数は足りてるが
東京重賞実績が足りない無い
古馬マイルG1勝ち
斤量は実績58kで敗退歴があるので割引
ヒモで

サングレイザー
東京コースは初
4歳馬で東京コースは3着まで
前走マイラーズカップなら
連勝中が望ましい。
ヒモで

モズアスコット
東京コースは重賞実績なし
斤量実績なし
当年連対しているので
ヒモ扱いも厳しいか‥
唯一2001年ブレイクタイム2着の例があるので余裕があるなは加えてみるのも手
ほぼ消しで‥

レーヌミノル
東京重賞実績なし
桜花賞勝ち
当年に好走歴もないので消しで‥

5歳以上で好走する為の実績があるのは


ウエスタンエクスプレス
G1勝ち馬しか好走してませんが
前走チャンピオンズマイルを連対
前々走で1分32秒台で好走は評価
馬場差1.5秒はあるので
1分31秒後半なら対応可能とみます。
前年秋に58k以上で連対もあるのもプラス
相手筆頭に

リアルスティール
5歳以上馬で過去にG1連対暦のある馬の好走は良くあります。
2回目のグランプリボスは過去にNHKマイル勝ちがあったのでヒモにして的中したのでこの馬もヒモで

レッドファルクス
7歳以上は当年にG1連対暦が必要
前年秋にG1勝ちがあり
実際に58kの適切があるのは日本馬ではこの馬だけヒモなら

印を付けるなら

◎アエロリット
○リスグラシュー
▲スワーヴリチャード
△サトノアレス
▽ウエスタンエクスプレス
▽リアルスティール
▽レッドファルクス
▽ペルシアンナイト