馬券無縁の本日日記。NHKマイルＣの

馬券無縁の本日日記。

NHKマイルＣの出馬表を見て、苦笑いした。
８枠の人気薄３頭に、マイルで強い騎手といつも不気味な騎手がそろって乗っている。
チキンな私はそれだけで、「あ、このレースはもう無理」と思う。
以前なら、ムキになって最大で220点買いとか、とにかく当てることに躍起になったけれど、
年とって貧乏になると財布のひもが固くなる。

フルゲートＮＨＫマイルＣに牝馬は４頭出走。
牝馬の中で一番人気がないのがアンコールプリュ。
疲れが出やすくて抜けにくい馬のようだから、レース後は充分ケアしてもらえたらありがたい。
二番目に人気がないのがロックディスタウン。
母系三代母の血統がよくわからんが、その子（ロックディスタウンの母系二代母）はゼンノロブロイの母。
藤沢和先生んとこの牝馬にしては直前調教が強すぎるような気がしたが、体重を絞るためだったのかもしれん。

全頭の最下位人気は現時点でカシアス。
これ、悪くないと思うんだけどなぜ最下位人気？
逃げれば面白いが捕まる可能性大、とみんなが観ているからか。
しかし戦績的には逃げなくてもなんとかなる馬に思える。
爆発力と淡泊さが同居していそうな馬だから、気の向くままに走らせると、マイルでは「逃げるだけ逃げて残れれば」の馬になってしまう。
でもね、せっかく調教からキタサンブラックの後釜みたいな長めお稽古させてるんだから、他にクワワワワと騎手の制御を振り払って行っちゃうような馬がいたら先を譲り、二番手三番手で勝負をかけるような乗り方してもいいように思う。
課題は２つの坂。平坦コースならしまいの脚はひけをとらないので、最後の直線の坂まで余力残しであってほしい。

ひさしぶりに見た出馬表には複数頭出しの厩舎が４つもあった。
競走馬の数も厩舎数も少なくなったからだろうか。
昔のように「複数出しは人気薄を狙え」の格言が生きるかどうか。
今日は、その格言の当否とカシアスの健闘、およびデムルメの巻き返しの有無を楽しみにレースを観戦したい。