アグネスゴールド産駒がブラジル牝馬クラシック三冠目に登録など、気になったニュース

■アグネスゴールド産駒2頭がブラジル牝馬クラシック第3弾に登録
4月14日にブラジルのガベア競馬場で行われるゼリア・ゴンザガ・ペイショト・デ・カストロ大賞(G1、3歳牝馬、芝2400m)にクラシック一冠目を勝ったアントネラベイビー/Antonella Babyと二冠ともに2着のアビジャン/Abidjanがエントリー。距離は前走の2000からさらに延びて2400m。アグネスゴールド産駒に果たして距離がもつかどうか、成長力はあるのかどうかが気になるところ。


■サイレントネーム産駒がアメリカG1で米年度代表馬と対決
4月12日にアメリカのキーンランド競馬場で行われるメーカーズ46マイルステークス(G1、4歳以上、芝8f)にサイレントネーム産駒(ダンジグアウェーの2002)サイレンティオ／Silentio(牡4)が登録している。5頭立てだが、サイレンティオ自身も含めて4頭にG1で連対以上の経験がある。なかでも昨年の北米年度代表馬ワイズダン/Wise Dan(せん6)が最大の難敵で、年度代表馬の初戦としても注目されるレース。


■アニマルキングダムの半弟のディープインパクト産駒誕生がアメリカでも記事に
http://www.drf.com/news/half-brother-animal-kingdom-born-japan

おそらくnetkeibaでは「ダリシアの2013」となる当歳馬について。4月10日に生まれたこと、母のダリシアはG3勝ち馬で2009年に社台が23万ギニーで落札したこと、ダリシアがこれまで送り出した産駒ではアニマルキングダム/Animal Kingdomが唯一の勝ち馬であることなどが書かれている。


■アメリカのトップジョッキー・ヴェラスケス騎手がダービー3日前に復帰予定
http://www.bloodhorse.com/horse-racing/articles/77439/velazquez-plans-derby-week-return

落馬負傷で休養中も、ケンタッキーダービー3日前の5月1日に復帰予定となんとか間に合いそう。3年連続最優秀騎手のトップジョッキーだけど怪我が絶えないね。ウッドメモリアルステークスを勝った無敗馬ヴェラザノ/Verrazano、断然人気馬を二度下したフロリダダービー勝ち馬オーブ/Orbと、クラシック路線の最上位がブッキングして、ヴェラザノのほうを選んでいる。ヴェラザノは今年デビューで、2歳時に未出走の馬はケンタッキーダービーに勝てないというジンクスに挑む。勝てば1882年以来131年ぶりの快挙。


■オーブにはロザリオ騎手が騎乗
http://www.bloodhorse.com/horse-racing/articles/77442/rosario-picks-up-derby-mount-on-orb

で、ヴェラスケス騎手がこれまで乗ってきたオーブのほうはロザリオ騎手が騎乗することに。オーブはG2でクラシック候補最上位だったヴァイオレンス/Violence(レース後故障引退)を倒して名を上げ、フロリダダービーでも1番人気に完勝してケンタッキーダービーに臨む。デビューから3連敗する目立たない存在だったためかあまり人気になっていなかったが、このうち2敗は前述のヴァイオレンスとこれまたクラシック有力の一角ヴァイジャック/Vyjackに敗れてのもの。立場を逆転させたその成長力と差し脚は見るべきものがあると思う。


■4月6日　アメリカ・キーンランド競馬場
・ハットトリック産駒ハウグレート/Howe Great(牡4)が
　一般戦(4歳以上、芝9f、7頭)で1着

逃げ馬直後につけて直線で先頭に。追い比べで逃げ馬を1/2馬身競り落としたところでゴール。以下ハナ、クビと接戦ではあったが、ノングレードながらG1馬を含む5頭が重賞勝ち馬という豪華メンバーを下しての勝利で、まだまだ見限れないことを示したといえそう。