137件のひとこと日記があります。
2017/03/21 08:46
引退馬に思うこと(2)
先日書いた日記へのコメント、リアクションありがとうございます。
引退馬に関わっている方からのコメントもいただけて、うれしいです。
可哀想だという感情に対する厳しいご意見もいただきました。
私としてはこの問題に正解は1つではないと思うので、いろんな人が考えてもらえたらなぁという感じです。
前回も書きましたが、これまで引退した馬に対して、引退後への思いはある意味シャットアウトしてきました。
もちろん新しい環境でがんばっていることがわかればうれしく思いますし、応援したいと思います。でも、そんな近況がわかる馬はほんの一握りで、その馬がどこでなにをしているのか、生きているのかさえもわからないのが当たり前で、そんな馬のことを考えても私たちには何もできない、仕方ないと思ってきました。
ただ、こちらのサイトに書かれていた佐々木祥恵さんのコラムのある言葉を見て、ちょっと意識が変わりました。
人間のために一生懸命に走ってきた
この一言がとても響きました。早い、遅い、強い、弱い関係なく、人間のために一生懸命走ってきたなら、その後のことも人間が(やれる範囲ではあると思いますが)支えていかなければならないのではないかと感じました。
ちょうど、私がずっと応援してきたリベルタスという馬が、サンクスホースプロジェクトに入り、第二の生活へ向けて準備するという話を聞いたのも影響しています。
引退馬を応援するプロジェクト、調べてみたらサンクスホースプロジェクト以外にもいくつかあるんですね。
でも、個人的には知名度が低いというか…まだ私たちにとって引退馬の馬への馴染みが薄い(これまでの私のように、引退した後は知らないのが当たり前、みたいな雰囲気)ですよね。
支援するための費用も安くはないですよね(一株あたり万単位かかります)。たとえばふるさと納税のようなわかりやすいメリットがあればなぁと思います。そのためには、自治体も巻き込めるような取り組みになればいいのか、とはいえ自治体の財政に左右されるのはよくないので、自立は必要か、など…いろいろ頭の中を巡っています。
大切なのは、私のような単なる1ファンが「気軽に」参加、応援できるようなプロジェクトであることだと思います。
というわけで、サンクスホースプロジェクトや他の引退馬支援プロジェクトを見守るとともに、私たちが個人レベルでできることは何か、引き続き考えていきたいと思います。
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ハープ星さんがいいね!と言っています。
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グッドラックさん
牧場・育成場・JRAが負担で引退後1年だけは放牧はどうですか? 引退後のサポートするプロジェクトは評価しますが年間8,000頭近い馬は無理があります。馬に限らず牧場で働く若い人が離職する原因の第一位は現実を知るからです。
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エドリンさん
こんにちは。
引退馬の殆どは生きられません。
知れば知るほど辛い現状に打ちのめされる事ばかりです。
それでもやっと、少しずつながら引退馬に光があたり始めた気がします。
サポート会の会費はそれほど高額なものではありません。
無理のない金額で数で補うという考え方です。
これからも引退馬に目を向けて頂けたら嬉しいです。 -
エドリンさんがいいね!と言っています。
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KURONECOさんがいいね!と言っています。
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yokoさんがいいね!と言っています。