2019年 天皇賞 春

◎フィエールマン
けっこう中距離色が強いタイプではあるんだけど、トップスピードの持久力や後半戦でのポテンシャルの高さ、ギアチェンジの質、折り合い面、状態面など総合力を評価してやはりこの馬かなと。
かなり高速馬場であると思われ、また先手を主張したい馬が何頭かいて、長丁場の割に意外と基礎スピードが問われる展開になるんじゃないかと想定しつつ、ある程度流れても頼れる鞍上ルメールさんの判断力も含めて割と自信のある本命です。

○パフォーマプロミス
前走がちょっともの足りない印象ではあるけれど、ここ１週の気配がものすごく良くて評価を上げました。
この馬は、3走前のアル共がすごく印象的で、超高速馬場を 12.6-12.3-11.1-11.0-11.2 と３ハロン勝負の中で外からトップスピードに乗っての快勝。
今の高速馬場は合うと思うし、今回は好位をとるというコメントが出ているので、この馬のトップスピードが生かされる可能性が高いとみています。
好位の内をとって大阪杯みたいに友一くん得意のインベタズドンがハマれば勝ち負けしてもおかしくないかなと。

▲グローリーヴェイズ
正直、高速馬場の上がり勝負だと厳しいと思っています。
今回、ヴォージュが何が何でもハナを、というコメントを出していて、
ヴォージュがゴリゴリに行く中で外からスッと先手を主張するロードヴァンドール、
この２頭が前半からある程度ペースを引き上げ、典さんのことなので恐らく前半で突いておいてある程度ペースを上げさせて息を入れつつ、
前がペースダウンを顕著にしたところでポジション入れ替え、阪神大賞典みたいなイメージで乗ってくることを想定し、
消耗戦で一番に浮上してくるのがこの馬かなと。タイトな流れから消耗戦になったことを想定しての単穴。

△ロードヴァンドール
引き続き典さん騎乗なら買わないといけないかなと。
この馬も長いところは合っていますし、なんせ鞍上は長距離での天才的なレースメーカーですからね。
神騎乗がハマれば怖い存在です。

△メイショウテッコン
豊さん騎乗なら重い印を打ちたいところですが・・
豊さんなら逃げないにしろある程度は前２頭を追いかけてくれると思うし、
後続に対してリードをとる意識を持って３角からロンスパ勝負ができるタイプ。
今回祐一くんでその領域まで踏み込めるかどうかがポイントかな。
一番最悪なのは、へたれて離れた３番手とかで後ろの仕掛けを待ってしまうと切れ負け、前も捕えられないパターン。
ダービーのワグネリアンくらいに攻めの騎乗なら普通にありだと思っています。