4件のひとこと日記があります。
2019/07/31 00:18
ありがとう!ディープインパクト
まずは私の競馬ライフに夢を与えてくれたディープインパクトにありがとうと言いたい。
この17年間はとても幸せでした。
ディープインパクトとの出会いのきっかけは、全兄のブラックタイドからであった。
その弟がデビューと聞き、私の追っかけが始まりました。
阪神芝2000mの新馬を33秒1で上がり、あの若駒Sの脚。もう完全に虜になりました。
最初の有馬の時は現地観戦していて、敗れた瞬間に16万の観衆が一瞬静まりかえったのを覚えている。
引退レースの有馬が私の競馬のピークでした。有終のレース、カメラのフラッシュが幻想的で感動した引退式、
観戦出来て幸せでした。
優れた心肺機能と代謝機能、関節の可動域の広さや柔軟性、蹄鉄が打てない薄い蹄、馬体を併せると直線で弾けない、
など様々な個性を持っていた。
皐月賞での武騎手の「飛んでいる」のコメントで誤解されがちだが、どの馬よりも宙に浮いている時間は
短かった。柔らかい繋ぎのおかげで推進力が高く、1完歩が長いことが「飛んでいる」ということなのだろう。
武騎手のコメントも興味深い。デビュー前の「この馬、やばい」、若駒S前の「すごいことになるから見ていて
ください」、皐月賞後の「走っているというより飛んでいるという感じ」、ダービー後の「この馬の強さに感動した」、
三冠後の「ディープインパクトファンの皆さん、おめでとうございます」、天皇賞後の「これ以上強い馬がいるのかな、
と思うくらい強い」など。
そして2006年のクリスマスイブの引退式。5万の観衆が居残り、満員のゴール前スタンドからカメラのフラッシュが
きらびやかにカクテル光線のように照らし、ディープインパクトを見送った。
勇気と感動と夢を与えてくれた英雄ディープインパクト。さようなら、そしてありがとう。
ディープインパクト産駒の凱旋門賞制覇を夢見て…。