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2020/09/17 12:34

本当にエネイブル・ラブの2強なのか(2)...

それでは次にLove(ラブ)はどうか。
1969年以降過去50年間に3歳牝馬の優勝は8頭。それらの馬が3歳時凱旋門賞が何戦目だったかを見てみるとエネイブルが7戦目だった様に実に6頭が6戦以上なのです。少ないのはトレヴの4戦目。ザルカヴァの5戦目です。Love(ラブ)はトレヴと同じ凱旋門賞が最少の4戦目になります。もちろんコロナの影響もあるでしょうが、8月20日のヨークシャーオークスから直行が果たして正解なのかです。エネイブルも同様だったの見方もあるでしょうが、エネイブルは先に書いた様に凱旋門賞が7戦目だったのです。余力を持たせる意味で正解だったのでしょう。同じことがLove(ラブ)にも言えるのかは少々疑問です。考えられるのは2歳時の戦歴です。エネイブルは2歳時1戦しか戦っていませんが、Love(ラブ)は7戦も戦っているのです。余力という意味で無理出来なかったと見ます。
次に3歳牝馬の勝利はEnable(エネイブル)以外は全て仏国馬だということに注目したいと思います。これはロンシャン競馬場が欧州でも屈指の難関のコースであるということが関係していると思います。若い3歳牝馬馬にとってフィジカルの面でやはりコース経験は必要なのでしょう。エネイヴルも未経験だったという意見もあるでしょうが、エネイブルの力が抜けていたことや凱旋門賞のメンバーが少々落ちていた面もあると思います。凱旋門賞の2番人気は2000m弱のナッソーステークスの経験しかなかったウインター。3番人気が英ダービー12着でエクリプスS、英国際SとG1を2勝のユリシーズと凱旋門賞向きとは言えない馬だったのも見逃せません。
ブックメーカーの人気の通り牝馬に目が行きますが、凱旋門賞と同じ舞台のパリ大賞を好時計で走ったIn Swoopインスウープ)、Serpentineサーペンタイン)も要注意だと見ています。

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