ハットトリック産駒ハウグレートがジャマイカハンデキャップでG1競走二度目の挑戦

アメリカのハットトリック産駒でG3勝ち馬のハウグレート/Howe Greatが、10月6日にアメリカのベルモントパーク競馬場で行われる、ジャマイカハンデキャップ(G1、3歳、芝9ハロン)に登録されたことが明らかになった。馬主のチームヴァラーの最高責任者がツイートしている。

ハウグレートのG1挑戦はダービートライアルのひとつブルーグラスステークス以来で、芝G1は初めてとなる。登録馬でざっと見て気になったのは、

デュラハン/Dullahan　※AWのG1を3勝
シルバーマックス/Silver MAX　※前走でストップするまで重賞3勝含む6連勝
コゼッティ/Cozzetti　※芝G3勝ち馬
オプティマイザー/Optimizer　※芝転向後G3勝ちを含む2連勝
モーストインプルーヴド/Most Improved　※今年の英G1セントジェームズパレスステークス勝ち馬
アーチビショップ/Archbishop　※英G3勝ち馬

とまあ、有力馬の数々が登録。さすがはG1といった好メンバー。ちなみにこのレースの勝ち馬で近年強豪に成長したのは、昨年のブリーダーズカップマイルでゴルディコヴァ/Goldikovaの4連覇を阻止したコートヴィジョン/Court Visionがいる。

稼ぎ頭のダビルシム/Dabirsimが秋全休の見込みであるなど、最近ハットトリック産駒のいいニュースが少ないけど、ここでハウグレートが大仕事してくれれば、ハットトリックの来季の種付けにも好影響が出るはず。正直、重賞ではあと一息足りない結果が多いので、ここではまだ荷が重いかもしれないけど、やっぱり出るなら期待しちゃうね。