36才馬のこれから・・・

福島県にあるルネサンス棚倉乗馬クラブ。
1990年に棚倉町と民間企業のコラボで設立された、各種スポーツやホテルを兼ね備えたリゾート施設の中の一つとしてオープンした乗馬クラブです。
創立30年を迎えた今年の4月、突然、「2020年10月末日をもって営業を終了する」との発表がありました。
スタッフさんや会員さん達は驚き困惑しながらも、まず何よりも馬達の先行きを心配しました。
ここには、G1馬クラリティスカイや誘導馬として人気のあったユーワビスケットもいます。

ルネサンス側に説明を求める質問書を二度に渡って送りましたがはっきりした答えは返ってきていません。
とりあえず、クラリティスカイ、ユーワビスケット他の若馬達には行き先の目処がつきました。
ただ、オープン当初から
頑張ってきた今年36才になるアレックス(競走馬名ムーンファルコン)を始め、移動する為の馬運車に乗せることも不安な高齢馬５頭が残されています。
彼らを何とかこのままここで天寿を全うさせてあげたいと、スタッフさんや会員さん達は望んでいます。
話し合いの要望を出しても、少人数ゆえに相手にされない恐れがあります。
現に今まで、通り一変の対応で済まされています。
そこで、外部からの応援の声を後ろ楯として再度ルネサンス側に要望書を提出しようとしています。
そのために沢山の署名が必要です。
おそらく現存するサラブレッドとしては最高齢のアレックスや、脚腰の弱った馬、片目が見えない馬、そんな高齢の彼らの残された日々が穏やかであるようにご賛同頂けたら幸いです。
方法としてはツイッターの「アレックスと愉快な仲間達」を検索して頂いて、そこから署名サイトに入って下さいませ。
提出予定日の関係で7月25日午後10時までとなっています。
署名だけで結構ですので、どうぞ彼らの命を繋ぐためご協力宜しくお願い致します。

画像は御年36才3か月のアレックス爺ちゃんです。
まだまだ元気です！