１年ぶりの再会〈２〉

オキテとセブンは親離れした時に牡馬が１頭しかいなかった為、マイネルスティングがお守り役として一緒に放牧されました。
それから競走馬として出発するまで、父親のようにスティングが見守ってきました。

スティングが亡くなって8日後、怪我からの復帰後全く精彩を欠いていて引退宣告をされていたオキテが初勝利をあげた事は誰もがスティングの後押しだと言いました。

そして、オキテが引退になると程なくセブンも引退決定。
オキテが諸事情で譲渡先から生家の牧場に帰ってくると、再起をかけて現役復帰をした筈のセブンも引退となって帰ってきた、と何だか後ろで誰かが糸をひいているような不思議な連鎖があって、今この２頭は一緒にいます。
私的にはきっと側にスティングもいると思っています。

画像は偶然に写った虹。
この虹の橋を渡ってスティングは旅立ったのかも